こんにちは
あすはな先生スタッフの小泉です
先週は暖かかったのに、最近は大阪でも雪が降っていることがあるほど、寒い日が続きますね
インフルエンザもまだまだ流行っているので、体調管理はしっかりと努めたいですね
さて、今日はアスペルガー症候群の特徴の2つ目
コミュニケーションの苦手さについてお話したいと思います。
アスペルガー症候群の子ども達は、言葉の遅れが目立ちません。さらに、難しい言葉もよく知っていて物知り博士と言われるぐらいの知識を有している場合もあります。
だけど実は、表面的な言葉の意味しか理解していなかったりすることもあります。
例えば・・・
寄り道しないでねの意味での「まっすぐおうちに帰りなさい」という言葉を
「曲がらずに直線の道を帰るってこと?むりだな~」と受け止めてしまったりして
「まっすぐは無理かも。」と答えてしまいます。
すると寄り道をするかもという意味で周りの人に受け止められてしまい、誤解を受けてしまうこともあります。
なので、「寄り道はしないの!」と怒られてしまい、
寄り道をしないことはわかっているので、「なんで怒られたんだろう~」となってしまいます。
また、寄り道自体も共通の認識ではなく偏った捉え方をしてしまっている場合もあります。
たとえば・・・
1、寄り道は悪い子がすることだ
2、自分は悪い子ではない
3、だから、自分がコンビニによって帰ることは寄り道ではない
なんてことも
こういったズレを丁寧に理解していくことが、アスペルガー症候群の子どもたちと関わることにおいては重要になります。
次回も、ひきつづきお話していけたらなと思います