不登校の進路ついて

2013年07月31日

こんにちは。

あすはな先生運営事務局です。

 

各地で豪雨の被害が拡大しています。

あすはな先生の本部がある大阪市内でも、10時頃激しい夕立のような雨が降りました。

今は、何事もなかったかのようにお天気サンサンですが・・晴れ

急な気候の変化には十分に気をつけていきましょうクローバー

 

さて、不登校についてさまざまな観点でお話してきましたが、今回は不登校の進路についてです。

 

不登校の場合、特に先の進路について、悩まれることが多いのではないかと思います。

現在、特に小・中学校では、不登校でも出席日数と関係なく、学校側が進級・卒業させることが一般になってきています。

 

 

また、学校外の支援機関への通所や入所、自宅でのIT等を活用した学習を、要件付きで出席扱いにすることが認められています。

 

ただ、中学校では、定期テストの点数だけでは内申点がつきにくく、提出物や授業出席が影響することが多いようです。

 

しかし、高校受験の際には、調査書や内申書の代わりに、自己申告書を用いることが可能になっていたり、単位制高校や通信制高校など、調査書を重視しない、必要としない高校もあります。

 

私立の学校の中には、子どもの状況に合わせて、学校側が個々に配慮しているところもあります。

単位制・通信制の高校は、学年に関係なく単位が取れ、登校日時も柔軟なため、比較的継続しやすいかもしれません。

その反対に、時間割や学習計画を自分で主体的に管理しなければならないという一面もあります。

 

 

それから、高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格すれば、中学や高校を卒業していなくても、大学や短期大学・専門学校の受験ができます。

 

高認では、高校で必要単位を修得した科目は試験を免除されるので、高校に在学しながら取得することもできます。

 

 

このように、不登校だからといって、すぐに進学への道が閉ざされるわけではありません。

大切なのは、子どもがどうしたいかという意図を丁寧に聞き、一緒に考えていくことではないでしょうか。

 

不登校の対応

2013年07月24日

こんにちは!

あすはな先生運営事務局です。

蒸し暑いですね。それしか、言葉が出てこない・・冷や汗2 (顔)

冷房による風邪をひいてしまったという声をちらほら聞くようになりました。

冷たいものの食べ過ぎ、冷房の効き過ぎにはどうぞご注意くださいふらふら

 

さて、今回は不登校の対応についてお話したいと思います。

 

不登校の対応で重要なのは、要因と状態を理解することです。

 

不登校は、個人・家族・学校・社会・時代や文化など、異なる背景の中に複合的な要因があると考えられ、単純にこれが原因と特定できないときも多々あります。

 

しかし、心理的・身体的にダメージを受けているため不登校状態にある、もしくは、不登校状態にあることで心理的・身体的にダメージを受けている、とすれば、可能な限り要因と状態を理解し、何らかのケアが必要になります。

 

ここでは、あすはな先生が考える、対応の視点を3つお話したいと思います。

不登校の対応

 

1つめは、医療的な対応の視点です。

精神疾患や起立性調節障害などの症状が不登校の原因となっているか、不登校の過程で併発している場合は、医療機関や専門機関と相談することが望まれます。

 

起立性調節障害などで、朝起きられなくなっていたり、体がだるく感じたりしている状態を、無気力と捉えてしまい、叱咤激励してしまうことがありますが、医療面からの適切な対応が望まれるため、専門家の助言が必要です。

 

2つめは、情緒面への対応の視点です。

 

不登校の子どもへの基本的な支援として、従来から取られている対応です。

子どもの気持ちに共感して、子どもの存在を受け入れるようにします。本人の気持ちに寄り添い、気持ちを尊重します。

 

よい意味で子どもに任せ、子どもの気持ちの整理がつくまで見守る姿勢で、無理に登校しなくても良いというスタンスを取る対応です。

 

3つめは、論理面への対応の視点です。

不登校となった要因に自閉症スペクトラムがみられる場合、情緒面に配慮するよりも理論的に説明したほうが、納得するときがあります。

 

学校に行く理由と長所短所・学校に行かない理由と長所短所などを、少し厳しく見えても、洗い出して整理していきます。

一般的には、暗黙の了解となっているかもしれませんが、曖昧になっていることや先の見通しが苦手なため、はっきりと示される方が分かりやすいのです。

 

このように、子どもの要因や状態を理解し、それぞれの子どもにあった対応をすることが重要だと考えています。

不登校の捉え方と変化

2013年07月18日

こんにちは。

あすはな先生運営事務局です。

 

先日、京都の祇園祭に行き、京都の伝統を堪能してきました。

夏祭に花火大会。夏のイベントが目白押しですね手 (チョキ)

 

さて、前回に引き続き、今日は不登校の捉え方と変化についてのお話をしたいと思います。

 

今回は、不登校に対する捉え方の変化についてお話したいと思います。

「登校拒否」という現象が現れてからの40~50年の間にも、不登校の捉え方は、段々と変化していきました。

不登校を表す言葉自体も、始めは「学校嫌い」や「登校拒否」・「登校恐怖症」などと呼ばれていましたが、1970年ごろに「不登校」に統一されました。

 

不登校②

 

現れはじめた頃は、子どもの病気・個人の問題と捉えられていました。

学校側の対応としては、学校へ行かないことはあり得ないというふうに、強制的に登校させます。

 

その後、子どもが学校へ行かないのは学校の管理教育・知識偏重型教育が原因だと捉えられ、対応としては、登校刺激はせず、子どもの自主性を尊重する傾向になりました。

 

今では、子どもが学校へ行かなくなる原因はさまざまで、子どもに応じて、対応もさまざまだと考えらるようになってきました。

 

学校へ行くことを前提に登校を促したほうが、その子にとって有意な場合もありますし、子どもの気持ちを尊重して、休んだほうがよい場合もあります。

 

それから、いじめ問題に関わってくる場合もあります。

いじめられていて学校に行かないというのは、分かりやすい状態ではありますが、それでそのままにしてしまうことは、疑問に思います。

また、同じようないじめにあっても、不登校になるかどうかは場合によって異なります。

いじめられていても、学校に行き続けることもありますし、

反対に、いじめられていなくても、学校へ行かないということもあり得ます。

 

子どもへの対応を考える時に、一番大事な視点は、その子自身を理解するということではないでしょうか。

 

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