聴覚障害の程度について

2013年5月15日

こんにちは晴れ
運営事務局の入稲福です。
 
今週は各地で夏日となり、ジリジリとした暑さは、すでに夏のようですねあせあせ (飛び散る汗)
急な暑さで体調も崩しやすくなっているので、どうぞ皆さんお気を付けくださいね。
 
さて、今日は聴覚障害の程度についてお話したいと思います。
 
聴覚障害の程度は、デシベル[dB]という単位を用いて表します。
0デシベルは、障害のない成人の聴力の平均を表しており、
数字が大きくなればなるほど聴覚障害の程度が重くなります。
下表は、聴覚障害の程度を示したものです。
 
きこえの程度1
 
前回の内容で、身体障害者手帳を持っている人が34万人ということをお伝えしました。
 
では、ここで問題です。
上記表のうち、日本国内で手帳交付対象となるのは何デシベル以上の人でしょう?
 
 
 
 
正解は、70db以上です。
本来はもう少し細かいですが、大雑把に表すと下記のような等級になります。
 
きこえの程度2
 
日本では、きこえのレベルが相当重くないと手帳がもらえない、ということが分かります。
(手帳は、身体障害者であることを証明するもので、法律で定められた援助や各種サービスを利用する場合に必要となります。)
会話が聞き取りづらかったり、大声で話しをしたりしてなんとか聞き取れる状態は、
コミュニケーションを取るときに困るだろうな、ということが想像できますが、
現状は70db以下であれば「支援やサービスを受ける必要はない」という判断になってしまうのです。
 
WHO(世界保健機関)では、40db以上は聴覚障害と認定していますので、
それに則るとたくさんの人が聴覚障害となるのではないか、という考えになります。
 
では、そんな聴覚障害のある人はどんなことに困っているのでしょうか。
次回はそれをお伝えしたいと思います。

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